出席した当事者でもある私自身、”職人”という括りに私が出席していいのだろうか?と一抹の不安を感じながら、会場となった”すし銀”に入ったのです。
店内はすでに数人の職人たちが到着しており、あちこちで名刺交換が始まっていました。
私もはりきって?鞄から名刺を取り出しみなさんとご挨拶。
総勢22名でサミットが始まりました。
まずは職人の技を実際に体験してみよう!ということで寿司を
握ってみることに

みなが順番に調理場に入れてもらって、すし銀の大将に教えてもらいながら五貫ずつ握りました。
右手で酢飯を形づくりながら左手でネタを裏返しに持ち、山葵をさっとつけて、2,3回形を整えるように握る。
寿司は、握り始めてから出来上がるまでのわずか10秒ほどの
中にぎゅっと職人技が詰め込まれているんだ!と改めて
その手さばきの良さの中にある熟練の腕に気付かされました。
その後、全員でディスカッションがあり熱く熱く語り合いました。
写真美術家、畳職人、万年筆博士、はんこ職人、等々
異業種であったとしても、仕事に対する熱意や責任、お客様に
対する思いは同じなんだ

そしてどんな仕事をしていても、そんな気持ちを胸に日々頑張っている人はみな”職人”なんだ!と感じることができた

みなさんも声に出して”〇〇職人なんだ!”と言ってみて下さい。心に小さいけれどふんわり暖かな光が灯りますよ

絵本の紹介その5
旅の絵本 安野 光雅 さん
海からやってきた一人の旅人と共に、いくつかの村や町
を眺めて通ります。
言葉は何一つ書いてないけれど、書かれていないからこそ 描かれている絵の意味を知りたくなります。
まさに”絵本 ”の職人です。