我が家は三日連休を取っているにも関わらず、全くの未定となっています。毎日、夫婦でウワゴトばかり・・。
吉本新喜劇見に行こうか?(主人) いーねぇーたこ焼き、でも時間かかるかも(私) やっぱり浜田市のアクオスに行こうか?(主人) おっ!島根のおじさま?アクオスもいーね(私) それとも広島かなー(主人 ちなみに主人は広島生まれ、広島育ち) 広島かぁーお好み焼き食べたいなー(私) 完全に妄想の域です。

先日こんな出来事がありました。
その日、お客様とパソコンについての話をしていました。
話の流れで、私が使っていた初代のパソコンが3年前に壊れたままで直らない

そのパソコンには、子供が産まれてから1歳半になるまでの画像が残されたままになっている事も話していました。
その話を隣の椅子に座って黙って聞いていたお客様が、その日の営業時間後にお電話下さったのです。
”家に帰って主人と相談したんだけど、そのパソコン何日か預からせてもらえませんか?”と。
11年前に購入したパソコンで、修理の部品も無く、データーも取り出せないまま、捨てるに捨てれずただ置き去りにされていたその黒い塊は、ココロの優しい人の手によって光りを取り戻し、再び動き始めたのです。
同じように幼い子供を抱えるご夫婦の暖かい思いやりに、琴線が震えるほどの感動を味わいました。


ホントに人っていいな

その後、直ったパソコンを開いて、主人と子供とで懐かしい画像を見て喜び合いました。
直してくれてほんとにありがとうございました。

この経験をしてからというもの、益々
”人の役に立てることをさせていただく”ということの大切さをずんずん感じています。
私もこんな素敵な思いやりのある理容師になりたい!と
決意を新たにしたそんな出来事でした。

絵本紹介 その8 クラウディアのいのり 村尾靖子さん文
小林 豊さん絵
ご存知の方も多いと思いますが、実話に基づいたお話です。戦争で生き別れとなったご夫婦。在らぬ疑いをかけられたその夫は、ロシアに送られ辛い日々を過ごしている時に、クラウディアという女性と出会う。37年という月日を共に過ごしたが、日本に残したままの妻と子供が夫の帰りを待っていることを知り、クラウディアは別れる決断をする。
その理由に胸を打たれました。
”人の悲しみのうえに、自分だけの幸せをきずくことはできないわ”
テレビのドキュメンタリーでも、この絵本でも感涙しました。